オポジションについて。
180度のアスペクトです。
ハードアスペクトとは言われています。
オポジションのパワーは強烈。
アスペクトの中では最強という人もいます。
オポジションは働きかけアスペクトと言われています。
対外的な自己実現力を発揮するときには、どうしても必要なアスペクト。
ターゲットに進む強い働きかけの意志。
サインの元素が協調関係(火と風、水と地)となり、同じ質を共有するアスペクトです。
スクエアのように葛藤というのではありません。
両輪が動き回って止まらない、という感じ。
「もうどうにも止まらない♪」
って感じがオポジション。
オポジションのある天体同士はずっと動き続けるのです。
大変といえば大変なのですが、現実をどんどんつくっていってくれる作用があります。
自己実現というものを助けてくれるのがオポジション。
ホロスコープにオポジションない人は、自分の目的を対外的に表現しようという意志に欠けます。
対外的な自己表現力ができるのがオポジション。
私の場合、10ハウス魚座の月と、4ハウス乙女座の金星がオポジションなので、愛情や喜びなんかを与えたり与えられたりすることで月と金星がフル回転します。
で、4ハウスと10ハウスなので、私の場合、4ハウス的なサロンという活動において、10ハウス的な社会的成功というものを現実化させていく感じです。
しかも月と金星という両方が女性性を表す天体なので、私のサロン活動に関わる女性は社会的成功へと向かっていきます。
その恩恵を私も受ける、というように、オポジションは与え与えられ合う、というウインウインの関係にもなります。
ただ、あまりに行き来するアスペクトなので、依存関係になったり、忙しくなりすぎて体調がおかしくなったりする、というような弊害もあります。
オポジションだらけの出生図の人は、超多忙な人生になるので、必ず健康管理には気を配ってください。
自己実現には最適なアスペクトがオポジションと考えればいいと思います。
どうしても動いてしまうのがオポジション。
そこがスクエアと違うとこ。
スクエアは止まってしまうと、努力して乗り越えないと、そのまま止まってしまって、人生が停滞する危険があります。
でも、オポジションは嫌でも動かされます。
休めない、という点でしんどい面はありますが、勝手に現実化していってくれるメリットがあるのですねえ。
オポジションがない人は、トランジットでうまくオポジションを形成する時に、自己実現へ向けて動いてもいいでしょう。
止まらないオポジション。
止まりたくても止まらない。
このアスペクトをどうとらえるか?
それは自分次第です。
自己実現へ向かうのか?
もてあまして身体を壊してしまうのか?
自分がどうオポジションをとらえるかにかかってます。
自己実現への道に使うことができれば一番いいですね。