ごくたまに、立派なことばかり言う人がいます。
ブログとかでも全面綺麗事を書いてるような人がごくたまにいます。
まあ、なかなかそんな人はいないでしょうが、ごくたまにいます。
そういうのって、占星術的に言うと、土星的な圧力がすごいなあ、って感じる。
息苦しい。
正しく、清く、立派なことというのはすごく大事なのですが、そればっかりになっちゃうと抑圧になってしまう。
正しく生きるべき。
清く生きるべき。
立派に生きるべき。
こういうのを土星の抑圧でやられちゃうと、やられる方もしんどくなる。
また、こういう立派なことばかり言う人というのは、実は、裏に怒りや恨みを秘めてる場合が多い。
そういう立派なことばかり言う人自身も、自分自身を土星の縛りに雁字搦めにしてて、自分自身がかなり抑圧されてるのでしょう。
あまりに抑圧されるとゆがみが出てきます。
立派であるということは、いや、立派であるべきという強制は、怒りとか不満をもつことをも拒否していくことになります。
人間なんだから、怒りも不満も時には持って当たり前。
しかし、こういう怒りや不満を抑圧していくと、立派なことばかりを言うことで、他者を責めるというような行為につながっていく。
立派なことばかり言う人がなんか煙たい近寄りたくない存在だなあ、って思うのは、立派なことばかり言う人の立派さの背景に、抑圧された怒りがこめられてるからなんですねえ。
立派なことばかり言うような人は、自分自身の内面と向き合って、自分自身は何を抑圧してるのかを探るといいでしょう。
また、立派なことばかり言う人に立派になれ、って言われて落ち込んでる人は、「あー、コイツ、また立派なことばっかり言ってる。でも、ただ怒ってるだけやん」って、冷静に分析して、スルーするようにしましょう。
土星的抑圧をどう扱っていくかで、人生は大きく分かれていくのでした。