あるマンガ雑誌に、読者からの人生相談に漫画界の大御所が応える、という企画があります。
そこで驚いたことがありましたので、ちょっと書きます。
相談してきたのは、マンガ家志望の34歳で既婚のフリーターの人です。
相談内容は、ギャグ漫画の新人賞に入選して担当もついてるのだけど、バイト忙しいのと、イラストの依頼あったり、となかなか漫画を描く時間をとるのが難しく、どうすれば時間を効果的に使い、原稿を仕上げられるでしょうか?というものでした。
この相談への大御所3人の回答がコワイ・・・
本宮ひろ志先生:「好きなことに対しては体が勝手に動くものです。マンガ家になるのはあきらめなさい」
武論尊先生:「あなたはバカですか?一度、鏡に自分を映し、問いなさい。<オレは本当にマンガ家になりたいんだろうか?>逃げていては道は開けません!」
やまさき十三先生:「人が趣味で楽しんでることを職業とするには地獄と向き合うくらいの努力と、その上に才能か幸運が必要だと思う」
き、きびしい~
しかし、さすが大御所の先生方です。
ズバリ、真理をついてる。
こういう相談をする人は多い。
私の対面鑑定でもこういう相談する人もいますが、さすがにこの3人の大御所のようなバッサリ斬るような回答は私はしません。
この3巨頭、まさに、冥王星山羊座をズバズバと迫ってくる感じ。
徹底してやれよ、そうじゃないんならやめろ!
っていうような冥王星山羊座を迫る3人の大御所。
占星術的に自分のホロスコープから自己実現への道を探っていくのですが、確かに3人の大御所が言われるように、本人の本気度というものも重要になってくるので、ホロスコープを解析しただけでは自己実現へ到達するワケではない。
ここが重要ですね。
占いはあくまでも、人生の羅針盤であって、その羅針盤を人生にどのように生かしていくのかは、結局は本人の本気度にかかってきます。
この3巨頭は、マンガ家になりたいという相談者の本気度がまだまだ弱い、っていう判断だったのでしょう。
ホロスコープを解析しつつも、それだけで終わるのではなく、その解析のもとに、本気になって人生を真剣に考える、っていう姿勢がないと自己実現へは向かわないのでしょう。
ここんところが理解できるか理解できないかが、成功の分かれ道なのでしょう。