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Channel: 【大阪】占星術未来創造カウンセリング
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太宰治が実は太陽双子座なのはなぜ?

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先日の記事「冥王星のスクエアは「生まれて、すいません」」の「生まれて、すいません」ということばは太宰治の有名なことばです。

自殺して亡くなった太宰治は、実は太陽双子座。

マイナスなことばや、自殺のイメージがあって、暗いと思われがちな太宰治がなぜライトで明るい双子座なのか?

双子座は、好奇心旺盛、落ち着きない、浅く広い、情報通、初等教育、おしゃべり、ライト、親しみやすい、臨機応変、ナイーブ、多弁、二重性、小旅行、などの意味があります。

太宰治の作品を見ていくと、これら双子座の要素がいっぱいだったりするんです。

双子座的に小旅行というか日本各地についての小説・・・「津軽」「富獄百景色」「東京八景」「佐渡」「新釈諸国噺」「惜別」

双子座的に若さや学生を題材にした小説・・・「女生徒」「皮膚と心」「走れメロス」「散華」「乞食学生」「パンドラの匣」

双子座的に人生に悩むナイーブな小説・・・「人間失格」「斜陽」「恥」「女の決闘」「千代女」「きりぎりす」「右大臣実朝」

というように、ちょっと強引ですが、太宰作品を双子座的と捉えて数品挙げてみました。

太宰作品はけっこう日本各地のことが双子座的に描かれたりしてるんですねえ。

また、若さがテーマとなってる作品が多いのも双子座的なところがあります。

精神の幼さ、みたいなものも太宰自身の双子座的な悩みと相まって、精神的弱さを描いた作品も多い。

双子座は明るく楽しいのですが、一方で、精神の情緒が安定せず、精神のバランスを保てなくなって、病んでしまうこともある。

そういう双子座的な精神の病みを、太宰治は見事に描いています。

「生まれて、すいません」という名言も、双子座的な幼いつぶやきだったのかもしれません。

大人になりきれない、そんな双子座の自分でいいのだろうか?

そういう葛藤が太宰作品には描かれているのです。

だから、若者が太宰作品を読むと、すごく共感できるんですねえ。

若いころに太宰作品を読んで救われて、老年になったら太宰作品は無視する。

太宰はそんな作家かもしれませんね。

私の中では、太宰治は「永遠の救世主」です。

ペタしてね

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