財産隠しで再逮捕された羽賀研二受刑者のホロスコープを見てみます。
太陽・水星が蟹座なので、水の男です。
羽賀研二受刑者は、今も服役中で、多額のお金をだましとった詐欺の罪でした。
ある男性から3億9千万円もだましとっていたにもかかわらず、そのお金を不動産に変えて、妻と偽装離婚して財産隠しをした疑いでの再逮捕。
これが本当ならば、なんの反省もせず、ただ服役してるだけ、ってことに。
元妻も今回、逮捕されており、蟹座の家族愛が最悪の形に出てしまってる可能性が・・・
蟹座は家族のために囲い込むところがあり、羽賀受刑者の場合は、蟹座の悪い面が全面的に出てるような感じです。
蟹座終わり度数の太陽と山羊座終わり度数の土星とがオポジションなので、人生そのものにずっと、「~すべき」みたいな抑圧がかかってきてた可能性も高い。
太陽が水瓶座初期度数の木星とオポジションもあり、羽賀受刑者なりの夢への追求がどんどん広がっていっていたのでしょう。
その広がる夢に、「オレはビッグにならねばならない」みたいな気負いがプラスされて、それが悪い方向へ出て、犯罪を犯してでも、自分が成り上がってやる、っていう間違った人生観へと向かってしまった羽賀受刑者。
オポジションの強烈さを、こうした間違った人生観で使ってしまうと、とんでもないことを仕出かします。
これはオポジションが悪いのではなく、羽賀受刑者の人生観・生き様が間違っていたことからくる、オポジション暴走ということです。
占星術はあくまでも、その人の指針を表すものであって、スクエアがあるから犯罪を犯すとか、オポジションあるから詐欺をする、というワケではありません。
出生時間12時設定だと、月が天秤座最終度数なので、羽賀受刑者の場合、月は天秤座かさそり座か微妙に・・・
12時設定で見ていきますと、天秤座の月と蟹座の太陽がスクエア、月と山羊座の土星がスクエア、太陽と土星オポジションで、Tスクエアを形成しています。
たぶん、このTスクエアが悪く出て、羽賀受刑者は犯罪へ走ってしまった可能性も高い。
仕事とプライベートをごちゃまぜにしてしまい、さらに妻をも巻き込んで詐欺へと加担させてしまった羽賀受刑者は、このTスクエアを犯罪に使ってしまった。
月は妻を表すので、妻を抑圧して、犯罪者にまでしてしまった羽賀受刑者。
お金をだましとった相手だけでなく、妻の人生も台無しにしてしまった羽賀受刑者。
双子座の金星と乙女座の火星がスクエアなので、異性間交流が多い中でトラブルを繰り返してしまうところがあり、誠実に見せつつ、あっちこっちにフラフラ恋人をつくっていく、っていうことをやっていってしまったのでしょう。
この方、ハードアスペクトを悪い方向へばかり使ってしまってる典型的パターン。
乙女座で火星と冥王星がコンジャンクションで、攻撃力は半端ないものあるので、だからこそ、3億9千万円というとんでもない額の詐欺をしても、平気な顔していられる傲岸不遜さがあるのでしょう。
この火星冥王星コンジャンクションも悪用した形に・・・
ここまで星を悪用していく人って、犯罪者になっていく。
羽賀研二受刑者のホロスコープが悪いワケではない。
羽賀研二受刑者は、自分のホロスコープを悪用する方向にばかり使って、犯罪者となったのです。
ということは、結局は、羽賀受刑者の人間性ということになってきます。
腐った人間性、間違った人生観を持った人物は、自分のホロスコープを悪用していくことになるのです。
けしてホロスコープが悪いワケではない。
その人の人間性、人生観によって、ホロスコープは宝の地図にもなるし、犯罪の地図にもなるのでした。
羽賀研二受刑者が、これから改心できるのか?
それはホロスコープうんぬんというよりも、羽賀受刑者のこれからの人生観によって決まってくるのです。
羽賀研二受刑者に巻き込まれて犯罪者になってしまった元妻も、ホロスコープの悪用を促されてしまったのかもしれません。
ホロスコープはあくまで、人生の羅針盤。
一番大切なのは、自分はどう生きていくのか?という人生観をしっかり育てていくことなのでしょう。
人間力というものがいかに大切なのか、ということですね。
羽賀受刑者は、認められたい願望だけの人間で、人間力というものを一切鍛えてこなかったのかもしれませんね。