本日の産経新聞の朝刊の一面で、ジャーナリストの櫻井よしこさんが、日本で「核保有」を論議せよ、という記事を書かれてました。
日本の核兵器保有についてですね。
謎の頭痛に見舞われ、ロシアによるウクライナ侵攻についてブログに書けなくなったウイリアム。
ウクライナ情勢については、今後は、ウイリアム・D・上原のマンデン占星術メルマガ(週一回月曜配信の無料メルマガ)にて書いていこうとは思ってますので、ウクライナについてはマンデンメルマガをお読みください。
ウクライナはこのブログで書かないとしても、この櫻井よしこさんの日本は核保有すべき、っていう論調が出だしてきてるので、ここはちょっと警鐘を鳴らしておかねばと思い、重い問題ですが日本の核保有について占星術的に触れます。
櫻井よしこさんの太陽はさそり座でして、さそり座ってのは支配星が冥王星でして、冥王星は核とか原発とかいう意味もあって、さそり座は「核」「原発」なんかへの関心は向くのでしょう。
あと、過去記事で、「三浦瑠璃さんの徴兵制導入論は、天秤座的なバランス感覚」という記事でも書きましたように、世界をバランス感覚で見た場合、日本が軍隊放棄、核放棄をしてる状態というのは非常にアンバランスで危うい状態である、というように天秤座太陽の三浦瑠璃さんは考えておられるのです。
天秤座のバランス感覚からすると、日本も核保有すべき、ってことになるのでしょう。
しかし、私は、日本の核保有については大反対であり、それは大いなる愚策である、と思っています。
日本が「核保有」「正式軍隊」を持つことによって、日本を守るべき、というのが日本の保守層の総意であることは誰もが認めるでしょう。
そうすることで「真の平和」がやってくる、ってのが保守層の総意。
でも、はたしてそうなのか?
日本は巨大な軍隊を持っていたがために、鬼畜米英の怒りを買って、原爆まで落とされ、いったんは滅亡に追い込まれました。
武力に武力で対抗して平和がやってくるのか?
はなはだ疑問なのです。
「核問題」でいつも私が例に出すのが、映画「猿の惑星」です。
映画「猿の惑星」は、ある宇宙飛行士が遭難して不時着した星で、サルに人間が支配されてる状況に出くわし、サルに人間が支配されるサマを描いてるので「猿の惑星」というタイトルなのです。
しかし、この映画、オチが衝撃的で、主人公の宇宙飛行士がラストシーンで、砂に埋もれた「自由の女神」像を発見し、こう叫んだのです。
「畜生!お前たちはとうとうやってしまったのか!あれを爆発させたのか!みんな地獄に落ちろ!」
と。
そうです、猿の惑星とは実は、核戦争によって滅亡し、人類がいたはずの地球だったのです。
壮絶なオチであり、「猿の惑星」の監督による人類への警鐘でもある映画でした。
昔のアメリカ映画は、こういった人類への警鐘のような名作もけっこうあったけど、今はそんなのなくなってきてる。
櫻井よしこさんの主張する日本の核保有というのは、最終的には「猿の惑星」の世界への道なのです。
アメリカやロシアや中国だけでなく、日本や韓国や台湾やアフリカや南米などなど、世界各国が核保有の道へ入っていけば、いずれ「猿の惑星」への道へとたどり着いてしまう。
そうならないためにも、日本は核保有なんてするよりもむしろ、全世界へ向けて、「核廃絶」のメッセージを出していくべきなのです。
日本は世界でも唯一の原爆被爆国であり、「核廃絶」を世界へ発信していける権利を有しており、権利だけでなく、「核廃絶」を主張していくべき使命があるのだ、と私は思っています。
戦争に正義はない。
喧嘩両成敗。
戦争両成敗。
核保有国に対して、核保有していけば、いずれ「猿の惑星」の世界へ向かっていく。
もうすぐ冥王星水瓶座時代に入ります。
水瓶座は、不必要なものは捨てていくサインでもあります。
「核兵器」という不必要なものを全世界から廃絶していくというメッセージを、全世界の人々へ発していく。
それが冥王星水瓶座時代の日本人の使命である、と私は思っています。
冥王星水瓶座とともに、海王星牡羊座時代もやってきます。
海王星は理想の世界でもあり、牡羊座はリーダーとして主張していくサインでもある。
ということは、海王星牡羊座時代、冥王星水瓶座時代において日本は全世界へ向けて、「核兵器」を廃絶していこう!!というメッセージをリーダーとなって主張していくべきなのです!!
こういうことを書くと、またポチ保守から誹謗中傷きそうですが、そんなものには私はビクともしません。
本日の記事は、私の魂を込めた記事でした。
ポチ保守の皆さま、ごめんなさい・・・