先日、夢野久作著の「悪魔祈祷書」という短編を読みました。
この「悪魔祈祷書」より、少し抜粋します。
われわれは歴史に欺かれてはならない。
常に悪魔的な正しい目で歴史を読んでいかないととんでもない間違いに陥ることがある。
元来ユダヤ人というものは人類の全部をナマケモノにしてコッソリと亡ぼしてしまって、ユダヤ人だけで世界を占領してしまおうと思って、昔から心がけて来た人種だ。
サイコロだのルーレットだのトランプだの将棋だのドミノだのというものは、そんな目的のためにユダヤが考え出して世界中に教え広めたものである。
しかもそのユダヤ人が、そんな目的のために発明して世界中に宣伝しようとこころみた最後のものがこのキリスト教なのだから、あきれてモノが言えないえはないか。
以上、ちょっと長い引用でしたが、この夢野久作の文章、どう思われますでしょうか?
この「悪魔祈祷書」が書かれたのが1936年。
第二次世界大戦前に書かれた短編。
私、思うに、この時代の人間というのは、ユダヤによる世界支配の野望を陰謀論ではなく、現実として受け取っていたのではないのか?と見ています。
ヨーロッパはロスチャイルド財閥が、アメリカはロックフェラー財閥が、とユダヤ系財閥による世界支配が完成間近だったのが、この時代だった。
ユダヤ系の世界支配に待ったをかけたのが、大日本帝国軍だったワケです。
えー、といって、日本の戦争が正しかった、と言いたいワケでもありません。
夢野久作が「悪魔祈禱書」を書いた時代というのは、ユダヤ系の鬼畜米英の正体を日本人はみんな知っていて、もう戦うしかない、って思って戦ったのが太平洋戦争でもあったのです。
日本人が世界征服を目論んだ戦争ではなく、ユダヤ系の鬼畜米英から祖国を守るために戦ったのが太平洋戦争だったのです。
といって、日本の戦争を正当化する気はありません。
ただ、日本だけが一方的に悪い、っていう歴史観は修正していかねばならない。
日本が悪で、英米が正義である、というのが第二次世界大戦でした。
これと似たような現象になりつつあるのが、今のロシア。
いかん、いかん、これ以上はやめておきます。
夢野久作が「悪魔祈禱書」で書いたことというのは、陰謀論なのだろうか?
木星・海王星が魚座の今、この「悪魔祈禱書」を読んで、ユダヤ陰謀論というのは、今は陰謀論だけど、この「悪魔祈禱書」が書かれた時代では身に迫る現実だったのだな、って分かりました。
ユダヤ陰謀論と海王星。
我らが日本の先祖に感謝。