努力、忍耐、規制、制限、責任、試練、安定などを表す土星。
どれもこれも重いキーワード。
なので、土星を恐れる人が多い。
月が土星とスクエア、金星が土星とスクエア、とか、だったらかなり心や喜びなんかが圧迫される。
月なんかだと、特に幼少期の抑圧はすごい。
月土星スクエアの人は心の抑圧がすごい。
金星なんかだと、思春期や恋愛とかでの抑圧がすごい。
私の場合、水星と土星がスクエア。
水星期は、8~15歳まで。
水星土星スクエアということは、この小中学生ころに抑圧が・・・
私も小学生の低学年の時には誰ともしゃべらなかったり、と水星土星スクエアっぽい小学生でした。
などなど、なんだか抑圧的な、恐い感じで土星について書いてますが、これは土星の一面。
土星は抑圧、と感じるのだけれども、知らず知らず、そこを鍛えてくれていってくれる。
私の場合、2ハウス蟹座の水星と11ハウス牡羊座の土星のスクエアなので、小学生のころは仲間となかなか打ち解けられず、全然しゃべれなかった。
が、土星がそこを鍛えていくので、そういう仲間と語り合っていく、というような面についてなぜか努力してきたような気がします。
このように自分の土星というのは、若いころには抑圧的にしんどく感じますが、自然とそこが鍛えられていき、最終的にはそこの面を仕上げにかかってくる、ということになるのです。
なので、最終的には自分の最大の味方になってくるのが土星。
私の場合、11ハウス牡羊座の土星なので、小さいころはなかなか仲間とかできなくて元気もなくて苦労しましたが、木星期に入ってくるくらいの今の年になってからというもの、仲間もいっぱいできて元気に暮らす、というように11ハウス牡羊座を土星的に安定的に発揮できております。
土星期に入れば、さらに土星が味方なって、さらに仲間も増えて、元気になってゆくという、仲間に多く囲まれた元気な老人になることでしょう。
こう捉えていくと、ご自分の土星がどこのハウス、サインにあって、土星がどんなアスペクトをとってるかを調べてゆくと、若いころには抑圧的だったその部分が、年を取れば取るほど身についていって、最後は自分の味方になる、ということを実感することができるでしょう。
土星は恐れなくていい。
最後はあなたの最大の味方になるのであります!
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土星は最後味方になる
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