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フランツ・カフカのホロスコープを読む

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20世紀最大の作家とも言われるフランツ・カフカのホロスコープを見てみます。

実は、「絶望名人カフカの人生論」(カフカ、頭木弘樹編訳、新潮文庫)という本を読んで、あまりのカフカの絶望ぶりに感動して、ちょっとカフカのホロスコープを見たくなって、カフカといってもあまりご存知ないかもしれませんが、個人的興味から見てみました。

カフカは、「変身」という、虫になってしまう主人公を描いた小説が有名ですね。

とにかく絶望、絶望の人生で、絶望の中、40歳の若さで亡くなっています。

絶望の偉人です。

太陽・木星が蟹座なので、水の男です。

蟹座か。

家族や仲間が大事なはず。

それがなかなか果たせなかったことによる絶望へつながっていったのかな?

太陽は木星とコンジャンクションのみ。

う~ん、太陽木星コンジャンクションって、すごい幸運なイメージがあるのだけど・・・

まあ、小説家として世界の偉人になるくらいなので、幸運といえば幸運ですよね。

ただ、絶望がすごい。

こんな絶望に浸れる人も珍しい。

「絶望名人カフカの人生論」を読んでいただければ、カフカの絶望ぶりが分かります。

絶望の原因はどこにあるのか?

双子座の月・水星・金星が乙女座の天王星とスクエアというのがあるので、これが原因となりそう。

自分の気持ちとか思考とか楽しみとか、そういったものが分断される感覚、まさに絶望の感覚、そんな感覚が強く自分の中にあったのでしょう。

その絶望の感覚が私生活はボロボロになっちゃったけど、不朽の名作という素晴らしい小説を生み出す原動力となった。

絶望が小説家としては幸運に働いた。

皮肉なものです。

私生活は結局、絶望したまま死んでいったカフカ。

でも世界の偉人。

偉人ってなんだ?

私生活の幸せとは関係なさそうです。

世界の偉人、というのはあくまでも、多くの人々に素晴らしい影響を与えた人のこと。

プライベートは関係ないんですね。

蟹座の男なんで、家族愛や仲間愛をすごく望んでいたのでしょうが、それが果たせなかった。

絶望の中に沈んでいった。

女性との関係を表す月と金星が天王星とスクエアなだけあって、カフカの女性関係はなんか断絶した関係で、心と心で結びつく関係がなかなかできなかったようです。

世界の偉人の人生はみんな壮絶。

けして幸せそうではない。

壮絶な体験が偉人を育てる。

だから、太陽冥王星スクエアとかの人って、偉人になったりするのでしょう。

太陽か月にトランスサタニアン絡みのスクエアがあるような人は、壮絶な人生になる可能性があるので、偉人候補ということになりそうです。

トラインやセクスタイルばかりのような人は幸せに過ごせる。

が、偉人にはならないような気がします。

人生それぞれ。

何もかもが満たされた人生なんてものはない。

それぞれ何かがある。

それが人生。

カフカの絶望の人生。

興味持たれた方は、「絶望名人カフカの人生論」を読んでみてください。

文庫本なんで安いですので。


ペタしてね


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