イスラム国による日本人人質事件、大変なことになってきました。
はたして二人の日本人は解放されるのか?
イスラム国についてマンデン占星術で見てみます。
イスラム国はまだ樹立されてわずか。
2014年6月29日に樹立されています。
ちょうどこの時期は、天秤座の火星と山羊座の冥王星のスクエア、冥王星と牡羊座の天王星のスクエア、火星と天王星のオポジション、でTスクエアを形成しています。
超過激な時期。
そんな超過激な時期に誕生したイスラム国。
イスラム国というから国かと思いがちですが、あくまでも組織。
イラクとシリアで活動するサラフィー・ジハード主義組織なのです。
蟹座の太陽と山羊座の冥王星がオポジションというのもあり、強烈な組織力であり、蟹座的な仲間意識が異常に強い、ということがうかがわれます。
仲間を守る意識はかなり強い。
ただ蟹座は排他的な側面あるので、自分たちの仲間以外への排他性たるや半端ではない。
中東諸国はどちらかというと親日的で、欧米と比べると今まではそれほど狙われてはいなかったのですが、ついに日本人も人質に。
日本は第二次世界大戦で欧米と戦った歴史があるので、中東のイスラム圏の国々からはある意味リスペクトされてるところもあります。
が、戦後から今日までアメリカの言いなりの日本政府。
そして今回、日本の2億ドルの支援というものがイスラム国にとって裏切り行為ととられました。
排他です。
双子座の金星と魚座の海王星のスクエアもあり、イスラム国は独自の通貨を発行するなど、米国ドルへの挑戦もしており、経済的な夢をも見ています。
テロ組織ではなく、あくまで国であることを目指しているイスラム国。
日本人および欧米人からすると、イスラム国はテロ組織なのでしょうが、イスラム国は独自の理想を掲げている。
ただ実行していることはテロ組織と変わらない。
が、イスラム国だけを批判するのは実は間違い。
なぜこの組織が誕生したのか?
だって2014年誕生の組織ですよ。
まだ1年経ってない。
なぜ誕生したのか?
その大きな要因が欧米によるシリアやイラクへの空爆。
世界のメディアの実権は欧米が握っています。
イスラム国をはじめとするイスラム系のテロ組織による犯罪は大々的に放映・報道されるけど、欧米によるシリアやイラクへの空爆はほとんど放映・報道されない。
あきらかにおかしい。
そのあたりを公平に見ていかないといけないのですねえ。
欧米支配によるメディアを信じて、一方的にイスラム国が悪であると決め付けると、さらに争いが拡大する。
アメリカは徹底的にイスラム国を潰そうとしている。
そんなアメリカに協力体制を日本がさらに続けると、また日本人が狙われる。
そんな状況。
木星も蟹座で、さらなる仲間意識の強力さがあるイスラム国。
超過激な強力連帯組織のイスラム国。
日本の幕末の新撰組をイメージするとちょっと似てるかもしれません。
国、組織、気候、地震など社会的出来事を占星術的に読んでいくマンデン占星術。
荒れる世界情勢。
マンデン占星術でいろいろ見えてくるかもしれません。
↧
イスラム国を占星術的に読む
↧