四元素過多シリーズ、本日で最後です。
最後は、地過多の人について。
地サインは、牡牛座・乙女座・山羊座の3つ。
地サインといえば、現実感覚ですよね~。
ん?
現実感覚があって、常識的感覚があって、能率的で、これでなぜ怠惰になるの?
表題の「地過多の人はある意味、怠惰になることも・・・」という表現おかしいんじゃないの?と一瞬思いますよね。
この表題の「ある意味」というとこに注目ください。
働くとかいう点では地強ければ、怠惰になるって、おかしい表現。
が、ある意味、というところで、ただ働くということではなく、「夢に向かう」とか「自己実現へ向かう」とか「好きなことで生きていく」とか、こういった要素について、地過多だと怠惰になることもある、という意味です。
地が多すぎると、現実的になりすぎて、チャレンジができない人がいる。
能力も高く、勤勉なのに、夢に向かわず、自己実現へ向かわず、淡々と生きてる地過多の人を私も何人か見てきてる。
飛び出せない。
地過多でも、他の元素で火が個人天体に入ってたりすると、挑戦できたりすることもありますが。
地過多で、あと水だけの人なんかは、なかなか自分のやりたいことへ思い切って飛び込むことに躊躇したりします。
こういう意味で、表題の表現になります。
けして勤労意欲が低い怠惰なのではない。
「夢」や「自己実現」へ怠惰になる傾向がある。
安定的だけど、ただ時間が過ぎていく。
火が強い人からすると、地過多の人の慎重さにはイライラするかもしれません。
ただ、火過多の人は逆に、自分になんの実力もまだ備わってないのに、無謀なチャレンジをして撃沈することもあります。
そういう撃沈を極端に恐れるのが地過多の人。
撃沈なんてありえない。
火過多は撃沈してなんぼ。
撃沈しても、また再チャレンジすればいい。
それが火の考え方。
そんなの地過多にはありえない。
その慎重さは良さでもあります。
ただ、なかなかチャレンジしない、という点で、それが怠惰につながる可能性も。
現実に慣れていってしまう。
閉じ込められていく。
日々ただ過ごしていく。
そういったことで、こういうことはある意味、「怠惰である」とも表現できるのです。
地過多の人は、火の強い人の煽(あお)りをちょっとぐらい受けた方がいいかもしれません。
私は、太陽獅子座でサビアン2度の「おたふく風邪の伝染」なので、地強くて動かない人をけっこう煽ったりすることもあります。
ただ、バカにされることもあったり、なかなか受け入れてくれないこともありますが。
まあ、「おたふく風邪の伝染」なんで、どうも人を煽ることが使命のようなので、どう思われようと、今後も煽っていこうとは思ってます。
短所と長所は裏腹。
本日の、地過多については、この表現がピッタリですね。
地の堅実さは裏を返せば、何も動けない怠惰につながる。
表と裏。
これ、占星術の基本ですね。
本日で、四元素の過多シリーズ終わりです。
今後も、なんかまた面白い企画を書いていければと思っております~
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地過多の人はある意味、怠惰になることも・・・
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