親日国家として有名な台湾をマンデン占星術で見てみます。
1945年10月25日を台湾が中華民国の領土として認められた日として、この日時でホロスコープを出してみました。
太陽・水星がさそり座なので、水の国家ということに。
太陽はかなり初期度数です。
さそり座なので、「くっつく」ということ。
これは台湾を象徴してるかも。
日本にも占領されていた時期もあり、そのころに台湾は発展したので、今でも台湾の人々はすごく親日的。
日本文化も人気があり、ある意味、日本にくっついてる。
が、台湾はそもそもは中国なのでは?
という説もあるくらいに、今でも中国人からすると台湾は中国、という感覚でしょうし、歴史的に台湾は中国とくっついてる。
どうしても中国とは離れられない関係。
完全に中国から独立する、って難しい。
蟹座で火星と土星がコンジャンクションなので、軍事的にも抑制があって、台湾は日本や韓国と同じく、アメリカの属国的なところもあって、なかなか軍事的独立もない状況。
日本がアメリカの51番目の州。
韓国がアメリカの52番目の州。
台湾がアメリカの53番目の州。
こういう感じで、日本・韓国・台湾の国際的位置づけをすると、すごく国際情勢が分かりやすくなります。
で、さそり座の初期度数の太陽が、蟹座終わり度数の火星・土星とスクエアなので、台湾という国家は、中国とアメリカの狭間において常に緊張状態を強いられるという、軍事的に辛い立場にある国家となるのです。
蟹座の太陽であるアメリカの実質的属国であるというのも、蟹座の火星・土星が象徴してますねえ。
さそり座の水星と獅子座の冥王星がスクエアなので、台湾の要人が発する発言というのは、非常に危険であり、下手すると、次の第三次世界大戦の発端となるのは台湾なのでは?と、私なんかは予測したりしています。
とにかく台湾の発言はこれから要注意なのであります。
天秤座に金星・木星・海王星とあるので、社交性とか外交性なんかはかなりあり、あの地理的緊張状態の中を今日までなんとかもたしてきてるのも、この天秤座の影響なのでしょう。
国家的理想とかビジョンなんかもきちんとあるのかもしれません。
中国人からすると台湾は中国。
台湾の人からすると台湾は台湾?
くわしくはちょっと分かりません。
とにかく、台湾はどことどうくっつくかが非常に重要。
今後、正式に中国に編入されるのか?
台湾として正式に独立するのか?
今のままアメリカの53番目の州として栄え続けるのか?
中国の脅威が高まるこの21世紀、台湾はかなり危険なポジションにあるのです。
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台湾を占星術的に読む
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