アフリクトという占星術用語を知ってますか?
知ってたら、けっこう占星術マニアかも・・・
スクエアのような困難なアスペクト、あるいはコンジャンクションのようなどちらとも言えないアスペクトを形成してますが、そのなかの天体の少なくともひとつは土星のように「困難な」天体である場合。
そのようなアスペクトにふたつ以上関係する天体は、特にハード・アスペクトを相殺してくれるベネフィックなアスペクト(トラインやセクスタイル)がなければ、はなはだしいアフリクトだと言われます。
アフリクトという用語は、現代占星術では一般には使われません。
アフリクトとは、「傷をつけられていること」という意味です。
たとえば私の場合、獅子座の太陽がさそり座の火星とのスクエアしかアスペクトないので、私の太陽はアフリクトとなります。
「困難な」天体ということなので、火星、土星、天王星、海王星、冥王星の5つが当てはまるでしょう。
私は太陽がアフリクトなので、かなり失敗続きの人生で、太陽期と火星期は波乱に満ちてました・・・
ただ、こういう困難なアスペクトは実は重要で、人間ってそもそもが怠惰なところもあるので、困難なアスペクトあった方がそれを乗り越えようと努力するので、大きな自分になっていける可能性もあるんですねえ。
ただ、乗り越えていかないとアフリクトにつぶされるということもあります。
こういう困難なアスペクトなくて、ソフトアスペクトばかりの人は、困難な状況に陥ることがなくて、そんな頑張る必要なかったりして、結局はそこそこの人間で終わってしまうことも。
芸能人や経営者でも、なんか魅力や実力あるけど、どうもそこそこで終わってしまうような人いますよね。
そういう人は困難なアスペクトが全然なかったりします。
特にトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)がアフリクトしてると、けっこう大変でしょうが、それを乗り越えていくと大物となります。
私はトランスサタニアンとはアスペクトないので、そこそこな感じです。
でも、太陽はしんどかったけど、アフリクトの試練はあってよかったかな、と木星期の今となっては思えるようになりました。
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アフリクト
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