私はお茶会なんかでもよく、月と太陽の違いを説明します。
月は感情とか、気分とか、持って生まれた性格であり、プライベート的なこと。
太陽はその人の人生目的そのもので、得意不得意関係なく目指していく方向性であり、仕事的なこと。
この月と太陽の違いをきちっと把握しておく必要があります。
なぜなら、月にばっかりとらわれてしまうと、太陽力が発揮できなくなったり、仕事ばっかりして太陽ばかり使って、プライベートを尊重せずに月がしんどくなったり、そういったことが起こるから。
月は月、太陽は太陽できちっと生かしていく必要があります。
私の弟子のネリマこと石村の場合、獅子座の月とさそり座の冥王星がスクエアという強烈なアスペクトあり、出会ったころのネリマは母親や祖母の支配に悩んでいました。
まさに月冥王星スクエアで雁字搦めになって、「ポイズン」というニックネームがつくほど周囲に毒づいていたネリマ。
大学生時代のネリマは月にとらわれて、「なんとかしてくれ~」ってことばっかりの絶望的な日々を送っていました。
そんな中、ポーカーのおっちゃんという私と出会い、生きるとはどういうことか、といようなことをネリマは私から学んでいきました。
太陽は射手座のネリマとしては、そういった人生哲学のようなものを学ぶ人生であり、私の弟子になったことによって、ネリマは「可能性」というキーワードのもとに活動していくことになっていくのです。
大学生時代のネリマは月冥王星スクエアに苦しむだけで、太陽を発揮していなかった。
だから、人生が発展しないから、余計にまた月も苦しむ、という負のスパイラルにハマッていました。
月にとらわれてはいけないのです。
月を癒すという作業はしつつも、太陽を輝かす、ということに意識して努力していく必要がある。
人生がうまくいってない人の多くのパターンが、月にとらわれて、月をどうにかしようとすることだけにエネルギーを使って、太陽のことを全然しない、という感じになっちゃう人なのです。
ネリマは私との出会いによって、私に月を癒され、そして太陽の発動も私に促され、人生が発展していくことになりました。
4ハウス太陽でもあるネリマは、私のサロン活動の意志も受け継ぎ、中之島nerimaサロン、長居nerimaサロン、という2つのレンタルサロンを運営し、人々の可能性の応援をしていってます。
まさに、太陽を輝かせて生きるようになったネリマ。
もしネリマが月にだけとらわれたままずっと生きていってたなら、下手すると犯罪者になっていたかもしれません。
月にとらわれないようにしましょうね~