先日のウイリアムお茶会のテーマは月についてでした。
月は性格そのもの、自分の安心感などを表します。
また、月は母を表すので、月を見ると母親との関係性も見えてきます。
月に重い天体(土星・天王星・海王星・冥王星)がコンジャンクション、スクエア、オポジションというアスペクトを形成してると、なかなか安心感が得られなかったり、私生活がちょっと普通ではなかったりします。
幸い私はかなり月が安定してますので、私生活とか安心感はかなり安定しています。
先日のお茶会でみなさんの月のエピソードをお聞きしましたが、月が重い天体とハードな方は、それはそれは大変な体験談を語ってくださってました。
かわいいかわいいぴろろこさんは、月と冥王星がコンジャンクションなのですが、ぴろろこさんが思ってる以上に、母からの見えない支配みたいなものを感じました。
冥王星は支配被支配の依存を生む出す天体でもある。
月冥王星コンジャンクションのぴろろこさんは、自分も気づかないうちに、母親に支配されてるような感じを、ぴろろこさんの体験談から思わせてくれました。
「あなたのためを思って」という一見いい母親に思えるようなこの言動が月冥王星コンジャンクションの母親には多い。
ぴろろこさんもこれをやられて生きてきたみたいで、ぴろろこさんからすると、母親から支配されてきた、とは思っていないかもしれないけど、うまく母親からの支配を受けてきたように思えました。
前世占星術で見ますと、月冥王星のアスペクトは、母親との関係性の強いカルマ(業)を表しています。
「息のつまるような愛情」による強迫観念みたいなものが出てくる月と冥王星のアスペクト。
コンジャンクションの場合は、天体と天体を強め合うので、それはそれは強烈な強迫観念がぴろろこさんには幼少期からあったでしょう。
これはね、なかなか他人には理解できない。
月冥王星持ちにしか分からない感覚。
まあ、月冥王星のセクスタイルやトラインはそこまできつくはないかもしれない。
やはり、コンジャンクション、スクエア、オポジションの月冥王星は相当、母親との強いカルマがある。
ぴろろこさんも、おそらく前世からの母親とのなんらかの因縁みたいなものがあるのでしょう。
月冥王星のアスペクトを持つ人の母は、たいてい子どもを自分のいいようにコントロールしようとします。
お話を聞いてると、ぴろろこさんも自分の意志というよりも母親の意志を尊重して生きてるようなものを感じました。
母親のコントロール下に置かれて、インナーチャイルドが傷ついてる。
ぴろろこさんからはそんな感じを強く受けたウイリアム。
が、お茶会でそれをどうこうするとまではできませんので、ぴろろこさんが、月冥王星コンジャンクションあるから母親からの強烈なコントロールを受けて苦しいから、そこを抜け出すにはどうすればいいか、って本人が気づくしか解決方法はない。
月冥王星のアスペクトを持つ人の母親は、それはそれは洗脳上手なので、母の言うことが絶対である、と心の縛りを幼少期からしてくるのです。
ぴろろこさんもその縛りをこれからどうしていくのかがカギとなってくるでしょう。
運命の女王真澄さんも、月冥王星コンジャンクション持ちなので、幼少期からの母親からの支配に悩んでおられたようで、家がイヤだから無理矢理に若いころに結婚されたようです。
こういう方もけっこう多い。
母親からの支配が強烈すぎて、それほど好きでもない人と結婚して、とにかく家を出ようとする人。
で、女性の場合、結婚すると月は妻の立場も表すので、母親から逃げるためだけの結婚だと、今度自分が妻になったときも、それはそれで苦しむことになる。
結局、母親とのカルマを解消していく作業をしていかないと、いつまでも月冥王星のカルマに追われてしまうのですね。
そのカルマを解消すべく、真澄さんは今、自分だけでなく、そういうことで悩む人たちの解放をしていく活動をされてます。
素晴らしい!!
えー、月と冥王星による母のカルマ、これだけで、なんか一冊の本が書けるくらいに奥深い話です。
本日、そのことをここまで書いてきましたが、これだけの文量ではまだまだ解説しきれてません。
このブログはわかりやすさに重きを置いてますので、もうこれ以上の長文を書くとややこしくなるので、ここらで筆を置きます。
月冥王星については、これからも機会あれば書きたいと思います。
かわいいかわいいぴろろこさんの月が安らかになりますように祈りつつ。