作曲が別人と判明した「現代のベートーベン」と言われていた佐村河内守さんのホロスコープを見てみます。
太陽・水星・天王星・冥王星が乙女座なので、地の男です。
雰囲気的にはすごく乙女座的な人ですね。
誠実そうで真面目な感じでストイックなところがあって、と乙女座のいい面を強調したような感じで、「現代のベートーベン」とまで言われて、広島の英雄ともなっておられた佐村河内守さん。
彼の音楽は日本人に絶大な影響を与えていたのですが・・・
なぜこんなことになったのか?
理由はいくつかありそうです。
まず、月(出生時間12時設定で)、火星がさそり座でコンジャンクションなので、ベッタリと人とくっつく性質があり、悪く出るともつれにもつれて決裂という面も出るような組み合わせ。
実際に作曲をされた新垣隆さんとうまくベッタリといってればよかったのですが、新垣さんの名前や取り分といったものが不明確なままにコンビを続けてきたことに大きな問題があったのでしょう。
二人のコミュニケーションがうまくとれていれば、こんな夢を破るような騒動にはなっていなかったのでしょうが、火星さそり座という支配的な悪い面が強調されてこんなことになってしまった可能性があります。
間違った支配は最後にはこういう結末を迎えます。
もう一つ考えられるのが海王星の影響。
海王星は間違った方面に出ると、今回の騒動のような詐欺的行為につながってしまいます。
さそり座の海王星が牡羊座の木星とインコンジャンクト、水瓶座の土星とスクエア、ということで、今まで隠し通してきたことが、木星期に発覚。
新しい世界を多くの人々へと提供していく木星と土星で、まさにそのように展開されていたのですが、さそり座の海王星という圧力が佐村河内さんの中で、スピリチュアルな幻想的ないい方面に出ずに、詐欺的な悪い方面に出てしまった。
悪魔に魅入られてしまった。
結局は海王星の葛藤に破れてしまったのです。
海王星の誘惑。
海王星のスクエアを持ってる人は、この海王星の誘惑には気をつけましょう。
詐欺以外には、アルコール、ドラッグ、ギャンブルなどといった危険な誘惑も待っています。
海王星スクエアある人は、スピリチュアルや奉仕に力を入れていって、悪魔の誘惑に乗らないようにしましょう。
佐村河内さんは悪魔と契約してしまったのです。
悪魔と契約し、嘘を嘘で塗り固める。
もう自分ではどうしようもなかったのでしょう。
でも、こうやってバレてよかったと思います。
こんな悪魔の契約でなければ、本来は佐村河内さんと新垣さんのコンビは素晴らしい音楽を人々に伝えれていたはず。
もう一度ゼロに戻って、一からやり直していただきたいものです。
世間がもう許さないかもしれません。
が、それは悪魔に魂を売った罰。
その罰を乗り越えて、もう一度再起できるかが、今後の佐村河内守さんの人生にとっては重要となってくるでしょう。
しかし、こんなことってあるもんなんですね。
相棒とか古畑とか、推理ドラマでよくあるシチュエーションでビックリでした。