先日、素晴らしい本を買いました。
その本とは、「命日占い」(かげした真由子著、サンマーク出版)です。
著者のかげした真由子さんは、命日ホロスコープ占い師なのです。
命日とは、ある人が死亡した日です。
その命日を占う。
そんな占い、聞いたことない。
おそらく、この「命日占い」は、かげしたさんオリジナルの占いなのでしょう。
命日占いとは、大切な人が亡くなった日の星の配置をもとに、あなたの人生の意味をうらなう、「誕生日占い」とは、<真逆>の占いです、とかげしたさん。
「命日占い」は、故人の「死の原因」や「無念がかなったかどうか」「成仏されているかどうか」を探るものではない、とのことです。
命日占いは故人のためのものではなく、あなたが「幸せに生きていくため」の占いに他なりません、とかげしたさんは言われます。
私も2年前に弟をガンで亡くしており、そのことで、もっと弟にしてあげれることはなかったのか?とかの後悔なんかもあったものです。
きっと、大切な人を亡くした人というのは、私のような後悔の念に悩まされる方も多いと思います。
命日占いのすごいところは、残されたあなたと故人の間に隠された繋がりをひもといていく、ってところです。
どのように占うかというと、自分の誕生日星座と、故人の命日の星座(故人が亡くなった日の太陽星座)が交わるところを、かげしたさんが作成した表から割り出すのです。
「命日占い」で分かるあなたと故人との関係性は10個あって、それを上記の方法で探ります。
その10個とは、「一心同体」「未来列車」「繋がる手」「北極星」「天の川」「こだま」「合奏」「パズル」「真っ白な紙」「天空の目」です。
私と弟との命日占いは、「一心同体」でした。
この「一心同体」って判明した瞬間、その解説を読む前に、私はすでに涙してました。
ストーン、ってきた。
そして驚くことに、私も父も母もみんな太陽獅子座で、そして弟の命日が獅子座で、要は、私だけでなく、父も母も弟の命日占いは「一心同体」となるのです。
弟は太陽星座は牡牛座なので、家族3人は太陽獅子座なので、すごく圧迫感あったんだろうなあ、と弟に悪いことしてただろうなあ、とか私は思ってしまってました。
弟が亡くなってからも、獅子座3人の家族からの圧迫に苦しんでいたのかもしれない、って弟への罪悪感なんかも残ってました。
が、この「命日占い」で、私と父と母の3人ともが、弟とは「一心同体」って、分かって、スーッと、私の魂が救われた思いでした。
不思議なもので、生前は弟とはあまり会うこともなかったのに、弟が亡くなってからは毎日、弟のことを寝る前に思ったりしてました。
それは、私の弟への何もできなかった後悔や罪悪感からきてたのかもしれません。
しかし、この「命日占い」で、私はすごく救われた思いで一杯です。
私と弟は「一心同体」の関係だったんだ。
弟と私たち家族3人は「一心同体」の関係だったんだ。
もう涙が止まりませんでした。
もし、あなたが大切な人を亡くして、苦しい思いをしているなら、是非、「命日占い」を読んで、故人との隠されたつながりをひもといてください。
かげした真由子先生、本当に素晴らしい本をありがとうございました!!