ユーチューバーの羽賀ヒカルさんが、「あなたが縁を切るべき人」という興味深い動画を発信されてました。
くわしくは、この動画を見ていただければと思いますが、結論を先に書いておきます。
その結論とは、
「縁は切ってはいけない」
ってことです。
ただ、
「ヤバい人とは適正な距離は取りましょう」
ということも重要なそうです。
私、この羽賀ヒカルさんの考えに全面的に同意します。
たまに、「嫌な人とはどんどん縁を切っていきましょう」というような人縁関係の断捨離が必要だと主張する人がいますよね。
そうやって断捨離していくことで運気が上がる、って教えを説く人もいますよね。
で、それを実践して、ブログなんかでも、仲良かったけど相手に問題あったから縁を切った、とか書く人とかもいますよね。
これね、私は危険なことだと思う。
人との縁というのは、なんらかの意味があって、もしかすると前世からのつながりもあったり、または学びのために天がつないだ縁なのかもしれない。
その縁を、どうしても嫌だから切る、っていう行為は、「天にツバする」ような行為な気がします。
たとえば、ホロスコープにおいても、相性が悪いし、相手は最悪だし、自分のために相手との縁を切ろう、っていう行為は危険だと思います。
ヒカルさんも言われてますが、「因果応報」という言葉がございまして、「縁を切る」という行為は「人間関係の殺人」みたいなところもありまして、かなりキツい行為なので、嫌な人との縁を切ったあと、因果応報で、次はもしかしたら自分は好きな人から縁を切られたりする可能性が出てくるのです。
占星術を学んで、それで自分との相性が悪い人とはどんどん縁を切っていくことで開運しよう、とか思ってるととんでもない因果応報が待っています。
縁を切る、って行為は運が下がる、とも言えるのでしょう。
とはいえ、確かに、とんでもない相手もいるわけで、その場合、ヒカルさんも言われるように「縁を切るのではなく、適正な距離を相手と取る」という行為をすればいいのでしょう。
結局、それって、縁を切るのといっしょでは?
と思われるかもしれませんが、相手と距離を取るということは、縁を切るとは違ってて、余地を残してるのですね。
縁を切りたい、って思うということは余程相手が悪いのでしょう。
でも、もしかして自分にも至らない点があるかもしれない。
また、距離を取って、数年経てば、相手が変わってて、いい関係性がまた持てるかもしれない。
あるいは、距離を取ることで、もうその相手と一生付き合うことないかもしれないけど、縁を切るという行為をしてないから、悪念みたいなものが自分に来ないから、嫌な気持ちをひきずらないですむ。
縁を切るという行為は、そのうち後悔や罪悪感に苦しむこともある。
非常に危険な行為なのです。
ですが、どうしても嫌な人もいる。
だから、何度も言いますが、その場合は、「適正な距離を取る」という行為にとどめればいいでしょう。
そして、その人のことを考えないようにしていくといいのでしょう。
縁を切ってしまうと、のちのち、いろいろな問題がのしかかってくることになるのです。
「ホロスコープの相性が悪くても、縁は切ってはいけない」
これホント。