先日、「冥王星さそり座世代は、一度は自殺を考える」という記事を書きまして、24歳で性別適合手術して女性となったモカさんをご紹介しました。
モカさんは、実は、実業家としては成功していたのですが、29歳のときに、躁鬱病に苦しんだ末、マンションの12階から飛び降り自殺を図ります。
そして奇跡的に助かったモカさんは、そこから第二の人生が始まるのです。
自殺した理由はいろいろあるのかもしれません。
そこは触れません。
モカさんが自殺して、その後の活動がすごい。
無償によるお悩み相談を30歳から始めたモカさん。
今や、全国から多くの人がモカさんのお悩み相談を受けにくるようです。
「苦しんでる人を少しでも楽にしてあげたい」というモカさん。
相談者からすると、ハグまでしてくれるモカさんは、まさに聖女のようだとか。
そうです、こんな聖女のようなモカさんは、太陽が魚座なんです。
人生目的である太陽が魚座だから、苦しんでる人を楽にしてあげたい、って発想になる。
実業家として成功もしてるモカさんが、どうして自殺してしまったのか?
詳しい理由はわかりませんが、もしかしたら、自殺する前のモカさんは、太陽魚座の奉仕愛や自己犠牲愛をなかなか出せなくて悩んでいたのかもしれません。
魚座の太陽の人にとって、社会的に成功したところで、人生の充実はない。
それよりも、自分を犠牲にしてでも、世のため人のため、苦しんでる人の救済に関わることで、自分自身もイキイキしてくる。
社会的成功を目指す山羊座の太陽の人なんかだったら、自殺するまでのモカさんの社会的成功は人生の充実になって、それは満足したものになる。
が、魚座太陽のモカさんにとって、社会的成功って、そこまで重要じゃない。
それよりも、世のため人のために、奉仕していく自分でいられると満足できる。
自殺してからの今のモカさんは、多くの人の心の救済活動をしてるので、すごくイキイキしてるのです。
モカさんは、自殺したことに後悔はない、と言います。
きっと、自殺したことで、奉仕精神や自己犠牲精神を発揮できる今の自分に出会えたから、後悔なんてしないんでしょう。
人の人生。
それは人それぞれ。
他人からすると羨ましいような人生でも、当の本人が充実していないんであれば、それは何か物足りない人生。
自殺前のモカさんは、何か物足りなさを感じていたのでしょう。
自殺前のモカさんは山羊座的な成功は得ていたけど、魚座的な世のため人のための心の救済ができていない、という不足感があったのかもしれません。
他人がどうのとかは関係ない。
いかに自分の太陽を生きるか、が重要。
それが自分の人生。
自分の太陽を生きない人生は、不足感が出てくる。
今、自分の人生に物足りなさを感じているのであれば、きっと自分の太陽を生きていないのでしょう。
太陽魚座で聖女のような存在になったモカさん。
そんなモカさんは輝いているのでした。