先日、「つまらない話は、月から出た話」という記事を書きました。
そこでは、 月ばっかりをなんとかしようとして、太陽を輝かせないと、つまらない人生になる、というようなことも書きました。
そうしましたところ、コメントにて、月と太陽が同じサインだとどうなるのですか?という質問がありましたので、本日は、その説明をします。
月と太陽が同じサインの場合についての説明。
月はプライベートであり、安心感であり、エゴであり、感情である。
太陽は人生目的であり、人生目的であり、ひいては仕事である。
月と太陽が同じサインということは、公私が一体化してる、ってことです。
プライベートの自分と仕事の自分が一体化してる。
月の不安感をなんとかしようとそのサインのことをやると、太陽の人生目的も果たしていける。
うん、これ、いいんじゃないですか?
太陽の人生目的を果たそうとそのサインのことをやると、月が安心していく。
うん、やっぱり、これ、いいんじゃないですか?
月と太陽が同じサインにある人は珍しいので、自己矛盾というものがなく、ある意味、ラッキーな人ともいえるのかもしれません。
公私が一体化してるので、例えば、医者という職業してた場合、寝食も共に医院で過ごすとか、そういう極端な公私一体化に出る人もいるでしょう。
このパターンから分かることは、月と太陽が同じサインの人は自己矛盾はないのだけど、もしかすると、パートナーとなる相手が迷惑を被る可能性はあるかもしれませんね。
もし夫が、ずっと医院に滞在して、家に全く帰ってこないとか、会社にずっと寝泊まりして家に全く帰ってこないとか、そういうのって、最悪は離婚へつながったりします。
月と太陽が同じサインの場合、公私一体化作用によって、仕事のために私生活も一体化させようとするので、自分は良くても、生活を共にする人が迷惑する、ってパターンが出てきそうですね。
そういうことが共有できるようなパートナーじゃないと、パートナー関係が長続きしないでしょう。
あと重要なのは、同じサインにある月と太陽が、土星・天王星・海王星・冥王星といった重い天体とコンジャンクション、スクエア、オポジションなどのハードなアスペクトある場合もキツい現象が起こるでしょう。
公私が一体化してるがゆえに、重い天体とのハードアスペクトによって、仕事もプライベートも同時にやられてしまうので、自分へのダメージがでかくなるのです。
私なんかは月が安定してて、太陽が壊れてるので、仕事はダメなこと多いけど、私生活面は常に幸福感がある、っていう救いがある。
しかし、月と太陽が同じサインの場合、重い天体とのハードあると、公私ともにやられてしまう。
例えば、夫婦共同で家で仕事してて、その仕事が大失敗した場合、仕事も家も失い、安心感も無くなり、公私ともに追い込まれたりすることもあるでしょう。
占星術は、良いも悪いも裏表、ってことですね。
月と太陽が同じサインだと、自己矛盾なくいい面いっぱいあるけど、悪い状況になった時は公私ともにやられるのでけっこうリスクも高い、ってことが言えるでしょう。
えー、こんな感じで理解していただけましたでしょうか?
まだ理解しにくい感じありましたら、またご質問くださいね~